日本語の自律学習・アセスメント・テスティング支援サイト Computer Assisted Autonomous Japanese language learning, Assessment and Testing
リーディングチュウ太
文章の難易度を確認したり、文章中の単語の意味を調べたりすることができるウェブサービスです。
教師のみなさんへ語彙と漢字の難易度は日本語能力試験が基準になっています。読解テストの問題文などの文章に含まれる語レベルと、文章全体のレベルが表示されます。
J-LEX
読解テストの問題文などの文章中の語彙や漢字の難易度を確かめることができるウェブサービスです。母語話者の使用頻度も考慮して分析されます。
教師のみなさんへ初級日本語教科書『げんき』の辞書に基づいてレベルをチェックしたり、設定した語彙レベルの問題文作成のために、書き換える単語を赤文字で分かりやすく表示させたりすることができます。
jReadability 日本語文章難易度判別システム
読解テストの問題文などの文章の難易度を確かめることができるウェブサービスです。
教師のみなさんへ入力した文章を初級前半から上級後半までの6つのレベルで判別します。語彙リストの表示や入力文章の読み上げ(Google Chromeのみ) 等のオプション機能もついています。
小学校理科日本語語彙テスト作成のための語彙表ver.1.0 (2016)
小学校理科教科書で使用される語彙の中で、「在籍学級における理科の学習に必要」かつ「各カテゴリー(学年・分野)の学習内容を反映している」語をデータ化したものです。
教師のみなさんへ上記リンクから語彙表 (Excelファイル)をダウンロードできます。カテゴリー (学年・分野)・見出し語・読み・教科書中の表記が一覧になっています。日本の学校での教科学習に必要な学習言語の習得レベルを知り、学年や分野別の語彙テストを作るのにも役立てることができます。
Kahoot!
クイズを作成する:https://getkahoot.com/ クイズに参加する:https://kahoot.it/#/ 4択早押しクイズを無料で作成・実施できるウェブサービスです。教師が作成したクイズを授業で実施する際に便利です。参加者は自分のスマートフォンやパソコンで回答します。リアルタイムで順位が出るので、クイズ番組のように盛り上がります。
教師のみなさんへ一問終わる度に正解と選択肢ごとの票数が表示されるので、正解数でそのクラスのおおよその理解度が分かります。回答時間には制限がありますが、教師がnextをクリックしなければ次の問題に進まないので、途中で解説を入れながら進めることもできます。詳しい使い方はこちらがおすすめです。 http://tinypicotips.blogspot.jp/2016/02/kahoot-4.html
Langtest
オンラインで様々な統計処理ができる無料サービスです。簡単な操作で、統計ソフトRを用いた統計結果が表示されます。また、ヒストグラムやプロット等の図で視覚的に確認することができます。
テスティング研究者の方へ信頼性係数を用いてテストの精度を確認したり、テスト結果を分析する際に、素点や偏差値を基にして解釈する古典的テスト理論、数学的理論を用いて解釈する項目応答理論・ラッシュモデルで分析したりすることが可能です。 『外国語教育研究ハンドブック-研究手法のより良い理解のために-』に、Langtestで実施できる統計処理について、詳しく説明されています。 また、統計ソフトR、SPSSでの統計処理については、同書のコンパニオンサイト(http://mizumot.com/handbook/)も合わせてご覧ください。
参考文献 竹内理・水本篤(2014)『外国語教育研究ハンドブック-研究手法のより良い理解のために-』松柏社 http://www.shohakusha.com/detail.php?id=a9784775402016 本田弘之・岩田一成・吉永美央子・渡部倫子(2014)『日本語教育学の歩き方初学者のための研究ガイド』大阪大学出版会 http://www.osaka-up.or.jp/books/ISBN978-4-87259-468-3.html
js-STAR
オンラインで統計処理ができる無料サービスです。ダウンロードしてオフラインでも使うことができます(一部機能を除く)。 分析ツールやtipsはすべて日本語で表示されます。 表計算ソフトや統計ソフトRとの連携がされており、js-STARのみではできないデータ管理やより高度な分析もできます。
テスティング研究者の方へ様々なツールがありますが、テストの成績を2つのグループや条件で比較するt検定や、3つ以上の変数で比較する分散分析等のツールを用いて、様々な差の検定もできます。 詳しい使い方は、『フリーソフトjs-STARでかんたん統計データ分析』『R&STARデータ分析入門』をご覧ください。
参考文献中野博幸・田中敏 (2012) 『フリーソフトjs-STARでかんたん統計データ分析』技術評論社 http://gihyo.jp/book/2012/978-4-7741-5019-2 田中敏・中野博幸 (2013)『R&STARデータ分析入門』新曜社 http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1350-1.htm 本田弘之・岩田一成・吉永美央子・渡部倫子 (2014) 『日本語教育学の歩き方初学者のための研究ガイド』大阪大学出版会 http://www.osaka-up.or.jp/books/ISBN978-4-87259-468-3.html
J-CAT
インターネット上で、時間・場所の制約なしに実施できるテストです。聴解・語彙・文法・読解の4つのセクションから、初級から上級までの一般的な日本語能力が測れます。
学習者のみなさんへメールアドレスを登録するだけで受験できます。受験するときの自分のレベルに合わせて出題されるので、いつでも自分の能力を知ることができます。
教師のみなさんへ事前に申し込むことで機関受験が可能です。教育機関でのプレースメントテストとしても利用できます。実施後は結果が即座に示されるほか、結果一覧が管理者に送られるため、成績管理もしやすいです。
Quizlet
無料でフラッシュカードや学習ゲームを提供しているサイトです。語彙習得に便利です。 ひらがな、カタカナ、漢字以外にもいろいろな種類のカードがあります。
学習者のみなさんへすでに作成されたカードを使うだけでなく、自分でカードを作成して練習することもできます。作ったカードは友達と共有できます。
教師のみなさんへスコアをつけたり、ゲーム形式で楽しく学習できる機能もあるので、授業の宿題等にも活用できます。 詳しい使い方はこちら http://nihongo-e-na.com/jpn/site/id484.html
つくば日本語テスト集|TTBJ
筑波大学留学生センターが作成した日本語のテストです。プレースメントテストと診断テストがあります。インターネット環境とヘッドフォンがあれば時間・場所の制約なく受験できます。
学習者のみなさんへ自分の日本語力を知るために、自分で申し込んで利用できます。「SPOT」テストは短時間でできるので、気軽に日本語力を測ることができます。また、「漢字力診断テスト」は苦手なところがグラフで示されるので、学習に役立てることができます。
教師のみなさんへ団体受験の場合、テスト監督の下で100名以上の一斉受験も可能です。個人受験できるテストのほかに、漢字の読み書きテスト、文法テスト等が用意されており、より多くのテストが実施できます。
外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメントDLA
文部科学省が作成した、学校において児童生徒の日本語能力を把握し、学習支援方法を検討するためのテストです。日常会話はできても、教科学習に困難を感じている児童生徒を対象としています。「話す」「読む」「書く」「聴く」の4つのテストから日本語能力を測定します。
教師のみなさんへ子どもたちの本来の力を引き出すために、指導者と子どもの対話で実施します。そのため、テストの実施自体が子どもの学びの機会にもなります。上記のURLで公開されている評価キットや評価参照枠を用いて、実施と評価ができます。
研究力診断!-あなたの論文執筆力は、高い?低い?-
簡単なアンケートに回答することで、あなたの現在の論文執筆能力を診断します。 アカウントを作成することで、3回分の診断結果を振り返ることができるので、自分の論文執筆能力の変化を、客観的に知ることが可能です。
学習者のみなさんへ診断結果の平均点がレーダーチャートで視覚的に表示されるので、自分の論文執筆能力を一目で知ることができます。また、自分で考察を書き加え、印刷して記録を残すことも可能です。
学習者のみなさんへメールアドレスを登録するだけで受験できます。受験するときの自分のレベルに合わせて出題されるので、いつでも気軽に挑戦することができます。
学習者のみなさんへすでに作成されたカードを使うだけでなく、自分でカードを作成して練習することもできます。作ったカードは友達と共有できます。 詳しい使い方はこちら http://nihongo-e-na.com/jpn/site/id484.html
学習者のみなさんへ自分で申し込んで利用できます。自分の日本語力を知るためのテストがいくつかあります。「SPOT」は短時間でできるテストです。また、「漢字力診断テスト」は苦手なところがグラフで示されるので、学習に役立てることができます。
学習者のみなさんへ自分が読みたい文章を入力すると、文で使われている語彙や漢字の意味やレベルが表示されます。例えば、インターネット上の記事を読む時に便利です。辞書機能では、意味を知りたい部分をクリックすると単語リストを表示できるので、学習に役立てることもできます。
読みの流ちょうさ測定ツール
日本語をどのくらい流ちょうに読めるかを測定できます。 メールアドレスを登録するだけで、物語・生活・歴史など、様々なジャンルの読み物(初級修了レベル)が読めます。 読解の授業(精読、多読、速読など)の効果測定にも活用できます。
学習者のみなさんへ好きな読み物を選んで読み、問題に答えると、読み時間や正解率が記録されます。過去の記録も残るので、何度も挑戦すると結果の変化もわかります。